elliptical_eq
ノード低域のステレオ成分を中央(Mono)へ集約し、高域の広がりをコントロールします。Mid/Side処理によりSide成分の低域をカットする構成です。
パラメータ
{
"high_side_gain_db": 2,
"mono_cutoff_hz": 120,
"type": "elliptical_eq",
"width": 1.2
}計算
M = (L + R) / √2 S = (L - R) / √2
1. Sを mono_cutoff_hz / mono_q で高域通過 低域が中央に寄る
2. 任意でSに高域シェルフ high_side_freq_hz / gain / q
3. S = S · width 0でモノラル、1で変化なし
L = (M + S) / √2 R = (M - S) / √2使うときの注意
作用するのはチャンネル間の差分であり、低域全体の音量ではありません。
低域における左右の差分成分(Side)を除去するため、低音の音量が下がるのではなく中央に定位します。純粋に低域全体の音量を下げたい場合は biquad ノードを使用してください。
線形ノードですが音量合わせの対象外です。
空間・定位系の段はA/B比較の自動ゲイン合成では一律 0dB として扱われます。このノードの設定変更で聴感上の音量が変化した場合は、必要に応じて gain ノードで手動補正してください。
width を 1 より上げると Side 成分を増幅します。
音源素材に含まれる逆相成分も一緒に増幅されるため、モノラル互換性が低下します。モノラルで合算再生される可能性のある音源では、width の上げすぎに注意してください。