dc_blocker

ノード

一次のハイパスフィルタ。非線形段によって発生した直流(DC)成分の除去に特化したノードです。

パラメータ

欄何を決めるか範囲必須
cutoff_hz遮断周波数[Hz]。0.05 〜 100必須
{
  "cutoff_hz": 5,
  "type": "dc_blocker"
}

計算

cutoff_hz の一次高域通過を、TPTの積分器として走らせる

下限周波数は、768kHzにおいて tan(π · fc / レート) が極小となり数値計算が破綻するのを防ぐため
上限周波数は、それ以上ではDCカットの目的を超えて可聴低域を減衰させるハイパスフィルタとなり、
それはbiquadの高域通過で設計すべき領域であるため

使うときの注意

  • 直流を生成する段の後ろに置きます。

    前に置いても何も除去できません。その時点のシグナルチェーンにはまだ直流が存在しないためです。非対称のwaveshaperを含む構成が拒否される原因として、最も多いのがこの配置ミスです。

  • 直流を発生させる要因。

    非対称な波形整形や偶数次の倍音(2次と4次)の生成によって直流が発生します。一方、対称なサチュレーションやhysteresisノードでは構造上直流は発生しません。これは単なる仮定ではなく、自動テストによって保証されています。

  • 線形ノードのため音量合わせに入ります。

    可聴域での影響はごくわずかですが、ほかの線形段と同様にフィルタ係数から自動的にゲイン合成されます。